教科メッセージ

各教科からのメッセージ

各教科においても基礎学力の定着はもちろん、柔軟な思考力、判断力、表現力を備えた、確かな学力の育成をめざす本校の学習指導。教職員が一丸となって、生徒の指導、育成にあたっています。

【国語科】言葉の力を蓄え、育てていく時間

すさまじいスピードで社会が変化する現代ですが、人は言葉によって思考しています。しかし、詰め込んだ知識ではあまり役に立ちません。自分の頭で考えることが大切です。そしてそれを他者に表現する手段も言葉です。その言葉のストックを増やすべく、国語の授業では多くの作品に触れ、柔軟な思考力を身につけます。筋道をきちんと立てて考えることは、人生の多くの場面において大切なことです。新時代の風を読み、未来への道を切り拓くために、ぜひ一緒に学びましょう。

(国語科/渡辺 潤子)

【数学科】「数学」からみえてくるもの

中学校になると算数が数学になります。算数と数学の最も大きな違いは、数学では文字式を扱うことです。つるかめ算は連立方程式に変わります。具体的な数から抽象的な数へ、有限から無限へ数の
世界が広がることが、算数から数学への変化だと言えるでしょう。無限という新たな考えを受け入れ、想像を働かせることができるようになれば、世の中のどんなことも恐れずに対応できるはずです。「理
論を身につけ新しい世界を生み出す」そんなワクワクを一緒に経験していきましょう。

(数学科/大島 直子)

【英語科】新たな世界への第一歩

グローバル化が進む現代においては、ますます英語教育の重要性が高まっています。本校では、ALT(外国語指導助手)との英会話、GLOBAL COMPETENCE PROGRAM、海外にいる講師とのオンライン英会話などを通じて、より実践的な英語力の涵養と定着を図っています。また、英検の取得も推奨しており、卒業時に全員が準2級以上の取得を目指しています。本校は、グローバル社会において自己発信できる生徒を育成します。皆さんもぜひ、一緒に新たな世界への扉を開きましょう。

(英語科/丹波 英子)

【理科】知識の先にあるもの

自然科学の学習において、映像・画像を目にすることはとても大切です。本校では全学年でタブレットを活用した授業を行うことにより、言葉では説明が難しいものも視覚的にわかりやすく生徒に伝えています。また、実験・観察を頻繁に行うことで、自然科学への興味・関心を生徒にもってもらえるよう心掛けています。レポートなどのまとめ作成で表現力を、実験・観察で課題解決力を身につけ、大学卒業後も大いに活躍してもらいたいと願っています。

(理科/小林 則彦)

【社会科】世界で生きる力を身につける

社会科では、1年生で地理、2年生で歴史、3年生で歴史と公民を学びます。授業は教科書を使って行われますが、テーマを決めて調べたりまとめたり、単元によってはグループワークを行い発表もします。長期休業中には自分の町や日本の文化を調べたり、博物館などを訪問したりと、ただ机に向かって学ぶだけではありません。歴史のある町を訪れ、本物に触れる機会が多いのも本校の特徴です。社会科という科目を通して多様化する世界で生きる力の基礎を身につけていきます。

(社会科/萩原 直子)

【技術科】もの作り体験を未来に活かそう

技術科では、SkillやTechnicを身につけるとともに、理科やほかの教科で学んだ科学を応用したTechnology(科学技術)について考え、理解を深めていきます。そのために、本棚のような作品からICT機器を用いたデジタル作品まで、様々な「ものづくり」を行います。ものの仕組みを学ぶだけでなく、授業内における体験的な学習をほかの場面においても発揮できる、思考「Plan」、実行「Do」、評価「Check」、改善「Action」が行える生徒を育てていきます。

(技術科/星野 孝仁)

【音楽・美術科】思いを表現するための技術を学ぶ

中学校では芸術科目として、音楽と美術を学びます。音楽では、歌唱・器楽・鑑賞の3分野を並行して授業を行います。歌唱では、年に1度の合唱コンクールを目標に、歌唱技術の向上はもちろん、クラスの団結を深め一人ひとりが成長できるような授業を行っています。美術では、デッサンなどの平面作品と木彫りなどの立体作品に取り組みます。どちらも小学校での「楽しく」、「元気に」表現するということから発展させ、視野を広げ、より豊かに自分の思いを表現するための技術を学んでいきます。

(音楽・美術科/森田 雪乃)

【保健体育科】自分のために、人のために

中学~高校の6年間の継続を意識し、一人ひとりの心身の成長を目指す授業を行っています。多くの競技において、タイム計測など、記録を残すことで自身の成長が実感できるようにしています。球技では、テーマを決めたゲームやリーグ戦などを行います。女子のダンスでは、グループで一つの物語を創り上げ、12月には中学校全体での発表会も行います。すべての単元においてリーダーを選出し、ルールや技術などを生徒同士で確認し合う環境づくりに努めています。

(保健体育科/刀川 正明)

【家庭科】生きる力を育てる授業

家庭科では、授業の学びが実生活でも活かせるよう、“生きる力”を育てることを目標としています。“生きる力”とは、自ら学び考える力、豊かな人間性、それを支える健康な体や体力などを指してい
ます。この力を身につけるためには、自ら課題を見つけ、主体的に判断し、よりうまく問題を解決する資質や能力を育てることが大切です。本校では、被服実習や調理実習などを多く取り入れた授
業を展開しています。一人ひとりが自らの力でより豊かな生活を送るために、私たちと一緒に成長していきませんか?

(家庭科/岡崎 きみ子)

左から、2.国語科、9.家庭科、8.保健体育科、6.技術科、5.社会科、3.英語科、4.理科、7.音楽・美術科、1.国語科

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