6月10日(木)、高校1年生が文理探究の時間に扱ったテーマは「憧れのまち」「住みたいまち」。
「みんなが憧れるまちって、どこ?」
それぞれが「憧れるまち」を考え、理由も含めグループで発表しました。
グループメンバーが選ぶ場所も理由もバラバラ。みんな視点が違う。自分が知らない場所。いったいどんな「まち」なのだろう。
Chromebookを開き、Google Earthを活用しながら、「このビルから見える風景が…」「確かこのあたりに人気声優の…」「ここの駅地下のレストランに…」と会話が弾みます。
「それなら、そこに住んでみたい?」
そう言われ、ちょっと迷ってしまう生徒たち。“憧れ”ではなく、実際に暮らすという観点が加わると、もっと考えなければならないことがたくさん出てきます。駅までの距離はどのくらいか。病院や学校、スーパーや公園は近くにあるのか。災害への対応は十分か…。
生徒たちは、「住む」まちに欠かせない様々な条件に気づき始めます。人々が暮らしやすい「まち」には何が必要なのか、生徒たちの頭の中には様々な考えが浮かんでいたはずです。
来週は「理想のまち」を考えます。第4次狭山市総合計画を踏まえ、どんな町づくりを目指すのか。
前期のゴールである文理祭での発表(9月)に向けて、探究活動は始まったばかりです。