高校1年理数科 特別授業②

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令和5年3月22日(水)、理数科の1年生を対象にした特別授業第2弾が行われました。
今回の講師は、東京大学大学院で培養肉の研究をしながら、NPO法人で研究の実現化に向けて多角的にチャレンジを続ける岡田健成さん。

オンラインでの講演では、ご自身の高校時代、大学受験、大学入学後の転身(岡田さんは文科Ⅰ類に入学しましたが、その後生物学、人工生命などを研究しました)、そして現在大学院で研究している培養肉についてお話をうかがいました。
 
「大学ではさまざまな活動ができる」と岡田さん。ご自身もデザインのサークルを立ち上げ、運営するほか、東大の主要なサークル活動を紹介するサイトを制作し、高校生や企業に向けて情報を発信しています。

 
そんなバイタリティあふれる岡田さんに、生徒からもさまざまな質問が出ました。
 
「岡田さんが日頃の生活の中で心がけていることは?」
 
「自分が好きなことをキャリアとして昇華していくには?」
 
岡田さんは、異分野の人の話をすすんで聞くことで、自分の中になかった「物差し」を手に入れることの大切さを語ると同時に、自分の考えをアウトプットしていく重要性を訴えました。論文や学会での発表だけでなく、関連企業や金融業界の人にも積極的に伝えていく中で、思いもよらない出会いがあると話します。
 
  「聞くこと」と「伝えること」
 
生徒たちは、あらためてコミュニケーションのあり方について、深く考えさせられたようです。
 
最後に、生徒たちに向けて、メッセージがありました。
 
「今はまだまだ分からないことが多いと思う。でも、その中で必死にもがいてみる。リスクを恐れず、自分で決める、動く。情熱をもって、そして自分の軸を持って、自分の人生を生きてほしい」
 
4月からは2年生になる理数科の皆さん。岡田さんに負けず、自分の道を切り拓き、たくましく、そして力強く進んでください。今回の講演をコーディネートしてくださった株式会社ミライクリエの菅原様、萩谷様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
 

本講座は株式会社ミライクリエ様に運営いただきました。

岡田健成さんが理事をされている特定非営利活動法人日本細胞農業協会はこちらです。

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