6/24（土）第2回中学説明会を開催しました！

第1部は、マルケス校長のスペシャルタイム。校長の呼びかけに応じて、ホール前方に集まった小学生の皆さんとコミュニケーションゲームを行いました。使われたのは幾枚ものカードのピース。これを、絵柄や数字を頼りにして組合せ、完成させていきます。自分たちのほしいピースは他のグループが持っています。交渉と交換を重ねながら、みるみるカードが完成していきます。ゲームのポイントは「競争」ではなく「協力」。自分たちのカードが完成したら、すぐさま他のグループをサポートします。マルケス校長やサポート教員も混ざっておよそ10分間楽しく遊びました。
小学生の皆さんは、今、出会ったばかりの仲間と話し合い、定められた時間の中で、与えられた任務を遂行しました。これが意味することは何でしょうか。

マルケス校長は、ホールに集まった小学生、保護者の皆様に語りかけます。

「子どもたちには、自ら考え、話し、他者に働きかけ、他者と協力して、目の前の問題を解決していく力があります。AIが私たちの生活に深く入り込んできた今、学校がやるべきことは、子どもたちに秘められたこの「非認知能力」をさらに高めていくことです。ここにこそ学校の価値があります。もちろん、主体的に動く上でも知識は武器になります。知識をかけ合わせることで新しい価値を創り出すこともできます。学力そのものをすべて否定する必要はありません。しかし、従来の学力だけを求める教育、一方的に知識を伝達していく教育では、未来を生きる子どもたちを育てていくことはできないのです。」