数々の失敗を経験し、自分を認めることで身につけた
諦めずに挑戦する力
40期生 グローバル選抜クラス
武田 馨 さん
進学先 東京大学 教養学部理科一類
――学校生活で特に注力していたことは
武田:部活動です。スキー部に所属していたので、夏は体力作りのためのランニングや筋トレをおこない、冬は上達のために一本でも多く滑っていました。
――学校生活での一番の思い出は
武田:高校3年時体育祭の部活対抗リレーで、スキー部が一位をとったことが一番の思い出です。
時期的に部活動を引退した後でしたが、同級生や後輩と力を合わせた経験は、個人スポーツであるアルペンスキーの部活ではとても新鮮な経験であり、印象に残っています。
――学校生活で、やっておけば良かったことはありますか
武田:中学時代にもっとたくさんの本を読み、積極的に授業を聞いておけばよかったです。
――自分自身で成長できたと思うのはどのような部分ですか
武田:失敗することができるようになったことです。
中学、高校を通して大小様々なことに挑戦してきたが、それらの挑戦のほとんどは失敗に終わりました。失敗を経験する過程で、弱くて惨めな自分を許容することができ、それでも挑戦を続けることができるようになったのが、一番の成長だと私は考えます。
――西武文理に入学して良かったことは
武田:私は小学校から文理生なのですが、小中高一貫である点です。小・中学生時代の私はお世辞にも出来の良い生徒ではなく、中学入試や高校入試ではとても文理に入学できるような学力ではありませんでした。そのため、学力に不安があった私が文理生でいることができて、本格的に勉強に取り組みたいと思った時に取り組めた環境は自分の成長に大きく関わったので、文理に入学して良かったです。
――これからの夢・目標は
武田:東大で、学業やサークルに力を入れつつ、そこで学んだ経験を東大在学中の課外活動において発揮していき、将来は起業し会社を大きくしたいです。
――最後に西武文理への進学を考えている皆さんにメッセージをお願いします。
武田:周囲の協力なしに栄光無し。身近な人への感謝を忘れずに前向きに頑張ってください。